6月のラブソング

ご贔屓は大空祐飛さんと蒼羽りくちゃん。永遠にスペシャルなのは本山雅志選手。そんなももたが日々のよしなしごとを自己満足気味につづる日記です。

2017-09

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君は僕の薔薇@宙組「薔薇に降る雨」観劇報告

5月1日13時の回を観ました。
新公観て記憶が上書きされる前に初見感想書こうと思ってたのですが、バタバタしてて結局遅くなってしまいました。

お芝居の最初から最後まで、盛大に盆が回る演出に、あー、ハリー芝居だなぁ、と実感しました(爆)

タニちゃんはやっぱり最後までタニちゃんでした。

そして、ハリーのロマンティストっぷりにクラクラしました(笑)

「君は僕の薔薇。・・・いつどこにあろうとも」

・・・こんなくっさいセリフ、今どき少女マンガにも出てこないですよ、いや、出せないですよ。
それを真顔で書ける作家が他の誰でもなくハリーだったとは!(爆)
景子センセの「おはようお寝坊さん」@パレルモに匹敵する破壊力じゃないですか?(笑)
実はハリーは現在のタカラヅカの演出家陣の中でも、(大劇場向きではない演出方法には若干問題があるにせよ)心は最もタカラヅカらしい演出家なのだ、と確信させられるお芝居でした。


この回は、月組中堅~下級生が大量に観にきていました。
センター前列に、たぶんあひちゃん(遠目に見たので自信なし・・・)他何人か。
上手サブセン前列に十数人。顔が分かったのはソノカ(たぶん)、オトキチ、もりえちゃん、マギー、すーちゃん、カチャ、しずくちゃん。
カチャとしずくちゃんの同期2人がめっちゃキラキラ美しくて目が釘付けになりました。カチャは少年風のチェックのシャツにパンツ(ジーンズ?)姿で、しずくちゃんをエスコートしていました。
あと、上手端ブロックに、としちゃんと誰か(確か娘役ちゃん)。
私は上手サブセンの席だったので、皆の出入りを間近に見ることができました。
キラキラと華やかな客席で、目の保養でした。


まずは初舞台生の口上から。
毎年のことですが、初々しくて心が洗われますね。
これを観られるのはムラ組ならではの楽しみですよね。
今年の初舞台生には特に、個人的に思い入れがあって・・・。
実は、かつて某受験スクールを取材した時に、当時まだ中1か中2だった真衣ひなのちゃんを見ていまして。
スクールでは当時からイチオシの生徒さんだったみたいで、発表会で今宵一夜のアンドレを演ったりしていました。
男役姿も可愛かったですが、身長が足りなかったんでしょうね。劇団では娘役ちゃんになったようで。
そのスクールには同じ時に、今年研2の雪組の天舞音さらちゃん(当時たぶん高3?)もいて、彼女も発表会のメインのミュージカルのヒロイン役をやっていました。
こちらが一方的に、ではありますが、知っている子が生徒さんになると、やっぱり嬉しいですね。
末永く見守っていきたいなと思います。


さて、お芝居です。

好きか嫌いかで言うと、ハリーのここ最近のお芝居の中では好きな方でした。
「マジシャン」や「マリポーサ」に比べると断然好み。
「愛短」と同じくらいにはいいな、と思える・・・という感じ。

「マリポーサ」とはまた違った意味で、ハリー節全開なお芝居です。
男のロマンっつーか、ああ、ハリーはこーゆー男がカッコイイと思ってるんだろーなぁ、そしてこういう女とこんな恋愛をしてみたかったんだろーな、ってゆーか(笑)
「女より男の方がロマンティストだ」ってよく言うけど、このお芝居を観た時ほどその言葉を強く実感したことは久しくありません。
・・・というくらい、ロマンティックな物語でした。
その意味では、夢の世界のスターだったタニちゃんのサヨナラにふさわしい演目だと思います。

ものっすごいご都合主義っちゃご都合主義のあっけないラストなので、ちょっと「あらら・・・」って気にはなっちゃうのですが、卒業するトップコンビの恋がハッピーエンドで終わるのは、やっぱり幸せでいいですよね。
タニちゃんがウメちゃんの肩を抱いて笑顔で銀橋を渡り、上手花道へ消えていくラストは、素直にいいなと思いました。

タニちゃんは、正塚芝居の主人公が、意外にもとても似合っていました。
まあ、あて書きだからってこともあるんでしょうが、ジャスティンの、男としての自分に自信があって、夢を持ってて、理性的で常識的な女から見たらちょっとどうよ、っていう言動が、ものすごーくハマるの(爆)
ラスト近くでヘレン@まちゃみが言う「あなたは変わらないわ」っていうセリフが、ホント痛いくらい大和悠河というタカラジェンヌの本質を言い当ててる。そんな気がします。
そう、タニちゃんはこの15年間、いつだってタニちゃんだったのです。

ジャスティンというキャラは、一応作中、現在のパートでは大人の男として描かれているし(演じてるのがタニちゃんなので見た目は若々しいけど)、仕事がデキるとか人望があるとかいろいろ付随する属性はあるけど、基本「永遠の少年」だと思います。
夢を持っててキラキラしていて、自分が手を伸ばせば何にでも届くことを信じている少年。
恋人のヘレンに突然車をつくりたいと夢を話し出すところ。
ヘレンがどん引きなのに全く気付かないところが、すごいリアルですよね。
女の側からしたら、そろそろ結婚を・・・と考えてる相手から突然、先の見えない子供みたいな夢の話、しかも自分は到底イエスと答えられないであろう話を聞かされたら、「はぁ?!」ってなっちゃうのも当然。
でもジャスティンは、夢を語る自分に、当然ヘレンも喜んでくれるはずだ、って疑いもしてなくて。
彼女のためらいの言葉に直面して初めて、自分の夢が恋人に手放しで歓迎されるものではないということに気づいて心底びっくりしてる。

ハリーももちろん分かってるんだけど、でも、きっと言いたいんだろうな、男はみんな永遠の少年なんだ、そして女には、そんな男を受け止めてほしいんだ、って・・・とつくづく思いました(笑)

一歩間違えると勘違い野郎だけど(ハリーもプログラムで「一つ間違うと独りよがりの酷い男になってしまうので難しい」と言ってます)、ザ・タカラヅカスターなタニちゃんが演じることで、ある意味なまなましすぎることなく美しいイイ男になっていると思います。

ただ・・・非常に惜しいのが。

・・・なんであんなに力んでセリフ言うんだろう・・・。

正塚芝居のハードボイルドな男性像を演じようとするせいか、なんか全編を通して口調がカッコつけすぎな気がして、それが気になりました。
パラプリの時のセリフ回しは好きだったんだけどなー。
もっと自然に、肩の力を抜いた発声でしゃべってくれたらいいのに。

それから、これは脚本・演出に大いに疑問があるのですが、エストール@十輝いりすくんに対する態度はやっぱり、あんまりじゃないですか?
あんなに馬鹿馬鹿って連呼したり乱暴で高圧的な態度に出る必要ある?
しかも許せないのは、エストールの妻アガサ@愛花ちさきちゃんにまで暴力をふるうところ。
あれは、タカラヅカのヒーローがやってはいけない一線を越えてると思います。
あのシーンがあるだけで、ジャスティンの人格を疑っちゃうよ・・・。
ここだけは東京までに修正していただきたい、と切に願います。
 

このお芝居がハリーの最近作に比べていいと思えるのは、女性キャラの造形が成功していて、観ていて共感できるのが大きいです。
ヒロインのイヴェット@ウメちゃんと、ヘレン@まちゃみ。
2人とも、とっても地に足のついたちゃんとした女性で、女の目から見て魅力的だと思います。

「マジシャン」のヴェロニカは、・・・今だから言えますが、いかにもラノベとかアニヲタ、ゲーヲタが好きそうな女性像じゃなかったですか?(爆)
ツンデレで、恋愛にはうぶで・・・なんていうか、ギャルゲーで地味でお堅いメガネっ娘(でも外すと可愛いし、ちょっと天然入ってる)を攻略していくシャンドール、みたいな(爆)
演じてるかなみんは可愛いし上手かったけど、地下墓地の場面とか正直、ちょっと狙い過ぎであざといようにも思えたんですよね・・・。

「マリポーサ」のセリアは・・・脚本上、あまり魅力を感じられるような部分がなかったですよね。
あの作品では、ハリーはネロとエスコバルの男2人の関係に力を注ぎ過ぎて、セリアは物語上、形だけのヒロインでしかなかった気がします。

その点、「薔薇雨」では、イヴェットもヘレンも、リアルな女性として生きています。

イヴェットは、ハリー芝居に合うウメちゃんの芸風を最大限に生かして書かれています。
7年前、18歳の場面は、ただひたすらキラキラと可愛い。
(ファーストキスの直前、ガチガチに固まった顔が激カワで必見です)
でも、ただ可愛いだけじゃなくて、貴族として生きる義務をちゃんと知っている少女として描かれています。
そして現在は、その義務を果たす責任をちゃんと負おうとしている、地に足がついた大人の女性になっています。
「伯爵家なんてなくなってもいいよ!」と言う弟フランシス@みっちゃんを諭す彼女の言葉はとてもまっとうで、意に染まない婚約の相手グザヴィエ@ともちんへの態度も大人です。
そんな彼女の姿を見ているからこそ、ジャスティンと共に旅立つラストを心の底から祝福できるのです。

一方、ヘレンも、こちらもまた良識ある、地に足がついた大人の女性。
賢くて、ジャスティンを非常に良く理解していて、彼には全く見えていない2人のことがちゃんと見えている。
だからこそ、自分から別れを告げることができる。
強くていじらしい女性です。
・・・ちょっと違いますが、ハリラバのモニカを思い出しました。
まちゃみはいい役で卒業で、良かったですね。


あとは感想を箇条書きで。

▼タニちゃんとらんとむの並びはとても美しかった。
この2人がこういう形で絡む機会が今までなかったのが惜しいですね。もうちょっと見てみたかったなーと思いました。

▼観ていて、トップコンビと次期コンビのカラーがあまりにも違うので、どうなるんだろうなぁ、とちょっぴり不安も。
がらっと雰囲気が変わっちゃいそうですよね。
組ファンの皆さんが受け止めてくださればいいのですが・・・。

▼今回、みっちゃんがちょっと素敵だった。パラプリの時より全然イイ役ですよね。
みっちゃんのビジュアルは正直全く好みではないのですが(でも今回はかなり良かった!)、宙組公演を観るといつもその歌声に癒されます。

▼七帆くんは、もうちょっといい役にしてあげてほしかったなぁ・・・。
ただ、スーツ姿が美しいのは眼福。

▼ともちん、最初に登場した時の縦じまスーツ姿を見て、星コパカバーナのリコ@トウコさんをちょっと思い出した。キャラの濃さがなんとなく似てる。そういえば、トウコさんとともちん、対談してたよねぇ・・・。
つか、ともちん、一応黒幕なんだけど、あれで終わり?(爆)

▼噂の官能ダンスは確かに振り付けがエロかった。
ただ・・・みーちゃんはともかく、大海亜呼ちゃんはダンサーなんでしょうか?
(宙組子のことまだあまり知らないので・・・)
どういう理由でこの役に選ばれたんですかね。
正直、あまり美女ではないと思うので(ごめんなさい(汗))、せっかくの萌えが半減しちゃう感じでした(爆)

▼すっしーさん最高(笑)
マヤさん的なキャラを情けなく可愛く、でも美しく演じておられます。
鈴奈さんの美声も素敵。
宙の組長・副組長コンビも若くて美形で素敵ですねー。

▼相変わらずハリーの芝居は主題歌が弱いですよね。
今となっては「めーでたい、のーみたい♪」しか覚えていません・・・(爆)

▼突然のコメディチックなコーラスはサムい。しっとりとしたラブストーリーなのに、無理やりコメディ場面を入れる必要はあるのかな。ちょっと疑問。

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プロフィール

ももた

Author:ももた
2005年5月からしばらくの間、演劇に関する文章を書くお仕事に携わっておりました。
(現在は別のジャンルの文章を書いております)
2006年5月、仕事で観劇した月組公演「暁のローマ」でカシウスに堕ち、坂道を転がるように現在に至ります。
タカラヅカとの出会いから立派なヅカヲタに至るまでの詳細は、ブログ内の「ゆうひさん堕ちの軌跡」全3回に書いておりますので、ご参照ください。
現在は、俳優としてのゆうひさんをまったりマイペースで愛でつつ、宝塚を中心に興味のある舞台を観ています。

2016年8月、9年前の初舞台から密かに(?)愛でてきたりくちゃんに、本格的に囚われていることをやっと自分で認めました。
これからはおおっぴらにファン道を歩きたいと思います(笑)

モトサポ歴は16年余。
何があろうと「モトヤママサシ至上主義」です。
同時に79年組を偏愛してます。
黄金世代は永遠です。
モトが18年在籍したクラブへの愛着はありますが、2016年は鹿観戦は少しお休みし、初心者ギラヴァンツ北九州サポとして一から勉強する所存です。

ヅカネタもサカネタも、基本的にミーハーかつフジョシ目線で語っております。
NGな方はスルーをお願いします。

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