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6月のラブソング

ご贔屓は大空祐飛さんと蒼羽りくさん。永遠にスペシャルなのは本山雅志選手。そんなももたが日々のよしなしごとを自己満足気味につづる日記です。

2024-03

彼の“闘い”

観劇初め報告もしたいのですが、その前に。

大好きで日参させていただいているNさまのブログで、新年早々頂いたお言葉がすごく気にいってしまったので、私の今年のモットー(?)にさせていただこうと思います。
(Nさま、いつもありがとうございます。コメントレス、引用させていただきます)

どんなお言葉か、というとですね・・・

一点の曇りもないもっちゃん押し

っていうの!(爆)

ああ、なんて私の思想信条言動にぴったりの表現なんでしょう。

・・・というわけで、今年も、一点の曇りなく、揺るぎなく「モトヤママサシ至上主義」を貫き通すことを、新年の誓いとしたいと思います!



そんな私が、年末から心待ちにしていたのが、「TOSTEM presents ANTLERS REPORT」の第6回放送。
スカパーで放送されるクラブオフィシャル番組です。

今回の特集テーマは、待ちに待ったモト。

12月25日が初回放送だったのですが、スカパー難民の私は、トステム様の公式サイトでの公開が頼り。
通常は初回放送の1週間後が解禁日なのですが、年末年始を挟んだ今回はもうちょっと待たされて、ようやく見ることができました。

 トステム様公式サイトの「TOSTEM presents ANTLERS REPORT」は →コチラをご覧ください


特集タイトルは、「本山雅志~闘い~」。

第6回放送では、チームを支え続けている背番号「10」本山選手が特集されます。
>東福岡高校在籍時に数々のタイトルを手にし、鹿島に入団してからも順調にプロの道を歩み続けてきた本山選手ですが、昨年に先天性水腎症が発覚。
>一歩間違えれば選手生命を絶たれてしまうほどの大病を負った先に見えた真実とは…
>本山選手本人のインタビューをもとに迫ります。


という番組紹介文を読んだだけでうるうるしていた私ですが、実際見たら、やっぱり号泣でしたよ(涙)


手術する3年くらい前から腰に痛みがあった、というモト。
2005年くらいから、ってことだよね。

・・・いつだっけ、05年のW杯最終予選でタイだかインドネシアだかに行った時、現地で試合前日、突然、原因不明の腰痛になって、試合当日はベンチに入れずスタンドで観てたこと、あったよね。
もしかすると、あれもこの病気から来る痛みだったのかなぁ・・・。
あっちだと暑熱対策でたくさん水分採ってただろうしねぇ。
いったいナニがあったんだ? 久しぶりにコージと再会したせい?(爆爆爆!)
・・・なーんて当時、フジョシ仲間皆で勝手な妄想しちゃってたんですけど(汗)
本当に本当にごめんなさい。土下座してお詫びします(爆)

で、執刀してくださった東京医科大の並木先生自らご出演で、モトの病気について詳細に説明が。

・・・私、幸いにして今までの人生で、自分のものすごく身近な家族や友人が、告知を受けるような大病をした経験がまだないのですが。

家族の病状について告知とかインフォームドコンセントを受ける時の心境って、こういうものなのかな・・・と今回初めて知りました。

番組では、モトの腎臓のCT画像が公開されました。
正直、ここまであられもない(爆)内蔵写真を見てしまってよいものか、とこちらが躊躇するほどの赤裸々な報道で。

これ、モト本人はいいとしても、リサちゃん(ヨメ)とか鈴子ママ(ふんわりと可愛らしい雰囲気の素敵なお母様です)とかは複雑な心境では、サポーターとはいえ何の関係もない赤の他人に見せたくないのでは・・・と思わず心配してしまいました。

で、しかもそのCT画像がですね。

普通、ああいうレントゲンとかCTとかの写真って、素人が見てもピンとこなくて、ドクターに「ほら、ここにちょっと影が・・・」とか説明してもらいながら見ないと分からないもんだ、って先入観があったのですが。

・・・どんな素人が見ても、そう、子どもですら絶対に、「それは異常だから! 重篤な症状だから!」って明らかに分かるような衝撃的な画像でした。

あんなひどい症状を抱えながら、2007年の、あのハイレベルなパフォーマンスを続けていたんだ、と思うと、涙を通り越して、ただただ絶句するしかありません。

そして、何より胸がキューッと締め付けられたのは。

病気のことが分かってどう思ったか、を尋ねられた時の回答でした。

「1個しかないものが駄目だったら大変だけど、(腎臓は)2個あってそのうちの1個だから(まだ不幸中の幸いだったし)・・・」みたいな意味のことを答えようとしていたのですが、そう答えながらも、その、「1個しかない臓器が病に冒されている人」を傷つけてはいけない、と途中で気付いたのか、言葉をオブラートに包みつつ、柔らかく、そういう状況で闘病中の人たちをめいっぱい思いやった表現で話そうとしているのが伝わってきて。

・・・泣けました。

どうして、いつも、いつでも、どこまでも、あなたはそういうひとなの。

自分自身、闘病中の身なんだよ。
そこまで気を遣わなくてもいいじゃん。
それなのに。

・・・って思って。

しかも、それを、彼自身がどこまで意識してやってるのか・・・というより、おそらくかなり無意識に、そんな気配りができてしまっているのが、ある意味重症だよね。

優しくて強いひと。
だからこそ損することや遠回りすることも多くて。
長年、手を出せずにただ見守っているだけの私たちは、もっと自分の成功や幸せを最短距離で掴み取りに行っていいのに、彼はそれが許される選ばれた存在、サッカーの神様に愛された特別なひとなのに、と歯がゆくて仕方ないのですが。

・・・でも、そんなモトだから、好きなんだよなぁ。
モトがそーゆーモトだから、ここまでのめりこんじゃったんだよなぁ。

並木先生は最後に、モトの今後について、非常に正直に話してくださいました。
4分の1になってしまった腎臓の機能は、もうおそらく回復することはないだろうと。
これから先は、その残った機能を維持することに全力を尽くすしかないと。

手術が成功して1年以上経ち、モトが非常にクオリティの高い選手として復活した姿を1年間見た後の今ですら、正直、ショックな言葉でした。
当時、それを聞いたモトのショックはどれほどだっただろう・・・それを思うと、胸が痛いです。

どうかどうか、少しでもコンディションが良くなって、楽しく、幸せに、サッカーを続けられますように。
もう、いい、と。ここまでだ、と・・・モト本人が納得してスパイクを脱ぐことができるその日まで、彼の世界から理不尽にサッカーが奪われることがありませんように。
ただただ、そう祈るばかりです。


・・・ああ、新年早々、愛が暴走しすぎてイタい内容になってしまった・・・すみません(汗)
とりあえず、今年も、モトとモトの大事なひとたちに、たくさんの幸せが降り注ぎますように。

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プロフィール

ももた

Author:ももた
2005年5月からしばらくの間、演劇に関する文章を書くお仕事に携わっておりました。
(現在は別のジャンルの文章を書いております)
2006年5月、仕事で観劇した月組公演「暁のローマ」でカシウスに堕ち、坂道を転がるように現在に至ります。
タカラヅカとの出会いから立派なヅカヲタに至るまでの詳細は、ブログ内の「ゆうひさん堕ちの軌跡」全3回に書いておりますので、ご参照ください。
現在は、俳優としてのゆうひさんをまったりマイペースで愛でつつ、宝塚を中心に興味のある舞台を観ています。
2016年8月、9年前の初舞台から密かに(?)愛でてきたりくさんに、本格的に囚われていることをやっと自分で認めました。
これからはおおっぴらにファン道を歩きたいと思います(笑)

モトサポ歴は19年余。
何があろうと「モトヤママサシ至上主義」です。
同時に79年組を偏愛してます。
黄金世代は永遠です。
モトが18年在籍したクラブへの愛着はありますが、2016年以降は鹿観戦はお休み中(たまに代表戦でサコ、ガク、ゲンが揃うと「代表のセンターラインは私らが育てた」(笑)と自己満足)。
ギラヴァンツ北九州の試合はなかなか行けていませんが、2019年度中に一度はミクスタに行きたいなと目標を立てています。

ヅカネタもサカネタも、基本的にミーハーかつフジョシ目線で語っております。
NGな方はスルーをお願いします。

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