6月のラブソング

ご贔屓は大空祐飛さんと蒼羽りくちゃん。永遠にスペシャルなのは本山雅志選手。そんなももたが日々のよしなしごとを自己満足気味につづる日記です。

2017-10

人生に乾杯!!!@「LaVie」初日観劇感想

行ってきました、ゆうひさんセルフプロデュース公演「LaVie」の初日。

…脱帽しました。
ここまでクオリティの高い、エンタテインメント性にもあふれた作品を見せてもらえるとは。
想像していた以上に素敵な舞台でした。


…懺悔します。
私、オオゾラユウヒというひとを、ちょっと見くびっていたのかもしれません。

タカラヅカ時代、ゆうひさんの一番の得意分野はいわゆる「男役芸」だと私は思っていました。
その延長線上に「お芝居」の上手さももちろんありましたが、でも、芝居の上手い下手には観る方の好みもあるので、私はすごく好みで上手いと思うけれど、万人に認めてもらえるかどうかは分からない。
歌やダンスはどちらかというと不得手な方。
そういうジェンヌさんは、外部では、なかなかツブシがきかないタイプです。
だから、ゆうひさんは外部では、ストレートプレイに生きるしかないのではないかなぁ、と勝手に思っていました。

今回、歌、ダンス、マイムまで入れた舞台をつくる、ということで、どうなんだろう、とちょっと心配だったり。
事前の情報などから、こだまっちといろいろひねくりまわした小難しい舞台だったらやだな、と危惧したりしていたのですが。

そーんなちっぽけな心配など一瞬で吹き飛ばしてしまうくらい、ゆうひさんは情熱的な「表現者」で、かつ理性的で客観的な「プロデューサー」でした。

歌もダンスもマイムもそこに必要不可欠なもので、しかもきちんと水準を超えたクオリティで、そして演技は予想よりも遙かに素晴らしかった。

「滝の白糸」も「天守物語」もそれぞれに素敵でしたが、ゼロから作り上げたこの作品でのオオゾラユウヒ、これが本当の「女優・オオゾラユウヒ」の第一歩だ、と思いました。
そして、私は今回の作品が一番好きだ、って思った。
やっぱり歌やダンスがある舞台って楽しい! こんな楽しさを再び味あわせてくれて、ありがとうゆうひさん、って嬉しかった。
こんな舞台なら、何回だってリピートできます(笑)

大成功の初日、あの空間に一緒にいられたことが幸せです。
タマラ・ド・レンピッカの、そしてオオゾラユウヒの人生(ラヴィ)に、乾杯!!!



※以下、ネタバレありの感想です。ご注意くださいませ。

例によって日帰り遠征でした。
丸1日休みが取れたので、まずムラに星組11時公演を観に行き(他にもう全然行けそうな日がなかったので…)、それから東京へハシゴする、という相変わらずのハードスケジュール人生(笑)
銀河劇場に着いたのは18時半ごろでした。

まず、入場口前のアサちゃんからのお花にニマニマして写メに収め。
(あ、きりやんやすみかちゃんからのもありました。笹本玲奈ちゃんからも来ていました)
お友達と名古屋パーティーぶりに(笑)再会し、座席へ。
(今日、ボーイ先生のブログを見たら、私、客席の写真に写り込んでいました…(幸い顔は見えていませんが…汗) 幕間に後ろの方に関係者っぽい方々がいるのには気付いたけれど、そんなところにボーイ先生がいらしたなんて(汗))


そして、始まった舞台。

晩年(80代くらい?)のタマラのところにインタビューに来た日本人を相手に、タマラが若かりし日の回想を語る、という形式で。
冒頭が晩年で、「肖像画(ポートレイト)」「美」「アメリカ」「人生(LaVie)」という4つのテーマに沿った思い出が、歌やダンス、マイム、少しのお芝居で表現される。各テーマの間には、それぞれ晩年パートがある、という構成なのですが。

冒頭、幕の向こうにシルエットが浮かび上がり、タマラの声だけでお芝居が始まるのですが。
まず、その声が衝撃的でした。
だって…ちゃんと、老女なのですもの!

そして、カーテンが上がって登場したタマラは、車いすに乗った老女。

その、老女姿のゆうひさんがセリフをしゃべっているのをこの目で見ても、最初はなかなか理解できませんでした。この声の主がゆうひさんであることが。
ゆうひさんのこんな声、知らない…!
…いや、よく聞くと、確かにところどころ、私たちの知っている「ゆうひさんの声」の面影があるのですが、でも、完璧に「老女の声」になっていて。初めて聞く声なのです。
しかもそれが、ものすごーく魅力的な声音で。
ビジュアルも合わさって、本当に美しくて、品があって、チャーミングで、凛とした老女なのです。

とにかく、この、老女を演じるゆうひさんがあまりにも上手すぎて、最初から圧倒されてしまいました。
すごい、すごいよゆうひさん、こんな演技ができたなんて!

ああ、ゆうひさんは本当に、「演じるひと」なのだ。
…そう痛感しました。

ちなみに、幕間にお会いしたお友達も皆、「おばあさんが一番良かった!」と大絶賛でした(笑)
思えば、現役時代ゆうひさんってずっとスターだったから、おばあさんはもちろんおじいさん役だってやったことなかったもんね。見たことないはずだよね~、って納得。
こんな引き出しがあったんだ! って新鮮な感動でした(笑)

歌は…ゆうひさんはもともと、本来の音程よりもキーが若干フラットになるくせがあって、この日も最初の方は少しそれが出ていましたが、だんだん良くなっていきました。
特に、「アメリカ」の部分では、ジャズのスタンダードを続けて歌ったのですが、やっぱりジャズはお好きで得意なだけあって、伸び伸びと歌っていたと思います。
現役時代にゆうひさんがショーで歌った曲(あれはナイスガイでしたっけ?)を、アンサンブルが歌ったりして、この選曲は絶対狙ってますよね。いろいろ懐かしかったです。
最後に「SingSingSing」が来て、私はもう曲が始まってすぐに手拍子入れたくてうずうずしてたので、途中から手拍子が入って嬉しかった、楽しかった! 客席全体が盛り上がりましたよね。

ダンスも、…上手くなった気がする。
特に、1幕最後に、ともえちゃんとのデュエットがあるのですが、あの、ダンサーのスズハルキ氏と並んで見劣りしないくらい踊れてた、と思うのは、私の贔屓目だけではない…ですよね?(笑)
ものすごくお稽古されたのだろうし、ボーイ先生も、ゆうひさんの表現力が生きる振付にしてくださっていたのを感じました。

お衣装も、黄色と黒のシャネルスーツ風ジャケットに濃いグレーのロングタイトスカート、長いワンピースにガウンを羽織ったようなの、トレンチコート、赤いゴージャスなロングドレス、チラシのイメージ風の白いワンピース…と七変化で、どれもお似合いでした。
(とはいえ、どのドレス姿よりも、老女のビジュアルが抜群に美しくて好みでしたが(笑))

ラストシーンは、現代の美術館で、タマラの絵が飾られているところなのですが、
(ちょっと、四季版(ディズニー版)「アイーダ」を思い出しました)
膝小僧が見える丈のワンピース姿が最後のお衣装で。

その、ワンピースの裾から出ているほっそりとした脚が少女のように無垢で、この、強く賢くしっかりと大地を踏みしめて歩いているひとの脚とは思えないくらい華奢で可憐で。
なんだか、今初めてこの世に生まれ出た存在のように見えて、不思議な、神聖なものを見ている気分になったのでした。


1回しか観ていないし、次は大阪初日まで観られないので、まだ内容はきちんと咀嚼できていないのですが。
でも、ゆうひさんがタマラを愛し、タマラとして板の上に生きていることだけは、すごく伝わってきました。

共演者の皆さんもそれぞれ素敵でしたが、今日は時間切れ(汗)
また思い出したらいろいろ書きたいと思います。

あ、そういえば、銀河劇場では、公演のイメージカクテルがあって、幕間に「タマラ」を飲みました。
「LaVie」は赤ワインベースの赤色、「タマラ」はウォッカベースの青色のカクテル(ノンアルコールにもできるそうです)で、「大空祐飛さんのお好きな赤ワインとウォッカをベースに…」って書いてあって思わずニマニマしました(笑)
「タマラ」は、お花の香りがして、甘すぎず、美味しかったです。

帰りは、一応夜行バスを予約していたのですが、思った以上にスムーズに終演したので、急遽ダッシュで新幹線に。
初日の成功をお祝いしたくて、エビスとチーズとサラミで一人乾杯しながら帰ってきたのでした(笑)

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プロフィール

ももた

Author:ももた
2005年5月からしばらくの間、演劇に関する文章を書くお仕事に携わっておりました。
(現在は別のジャンルの文章を書いております)
2006年5月、仕事で観劇した月組公演「暁のローマ」でカシウスに堕ち、坂道を転がるように現在に至ります。
タカラヅカとの出会いから立派なヅカヲタに至るまでの詳細は、ブログ内の「ゆうひさん堕ちの軌跡」全3回に書いておりますので、ご参照ください。
現在は、俳優としてのゆうひさんをまったりマイペースで愛でつつ、宝塚を中心に興味のある舞台を観ています。

2016年8月、9年前の初舞台から密かに(?)愛でてきたりくちゃんに、本格的に囚われていることをやっと自分で認めました。
これからはおおっぴらにファン道を歩きたいと思います(笑)

モトサポ歴は16年余。
何があろうと「モトヤママサシ至上主義」です。
同時に79年組を偏愛してます。
黄金世代は永遠です。
モトが18年在籍したクラブへの愛着はありますが、2016年は鹿観戦は少しお休みし、初心者ギラヴァンツ北九州サポとして一から勉強する所存です。

ヅカネタもサカネタも、基本的にミーハーかつフジョシ目線で語っております。
NGな方はスルーをお願いします。

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