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2014年観劇総括その3
【5月】
■宙組大劇場「ベルばら」
初日明けて間もなく、まずAパターン(まあくんアンドレ、カイちゃんジェローデル、オヅキアラン)を観ました。
オスカル誕生シーンとか、改訂部分がことごとく要らない場面で、植爺ェ…!!! ってなりました(毒)
凰稀オスカルは、…ごめんなさい、正直に言っちゃうと、あまり私の好みではありませんでした。
ビジュアルはあれで良かったのかな…(爆)
なんか、もとが美貌のひとだけに、期待が大きすぎたというか、「描きすぎてヘン」な感じになってませんでした?(爆爆爆)
あと、色気ありすぎというか、私は観たことないのですが、大昔にあったというフランス人俳優による実写版映画の登場人物ってこんな感じだったんじゃね? っていうか、ぶっちゃけこのオスカル絶対処女じゃないよね感がありすぎるっていうか…
毒殺未遂の後、抱き締められたままの「…それで、どうしようというのだ」というセリフが投げやりで、完全にその後の行為を覚悟してる感ありあり(爆)で、なんというか、私の目には、ものすごくナマナマシイ色気を発するオスカルに見えて、ちょっとリアルすぎました。
フィナーレのロングヘアも、私はだめでした…。
役替わりメンバーは、皆それぞれ良かったと思います。
カイちゃんジェローデルが優しさの塊だった。
■OSK松竹座「春のおどり」
トップ桜花さんの退団公演は、和洋ショーの二本立てでした。
1幕は和物ショー。鼠小僧の場面があって、それがものすごくスピーディーでコミカルで楽しくて、さすがOSK! っていう出来でした。
あ、ちなみに、鼠小僧は主役ではなく、桜花さんは平次親分。鼠は真麻里都さん。動きが機敏で素晴らしかった。高世さんは町娘たちに囲まれる色男の若旦那、桐生さんは丁稚で、どちらもテッパンの役でした(笑)
2幕の洋物ショーも、ダイナミックでそろったダンスが相変わらず素晴らしく、OSKの醍醐味を堪能させていただきました。
ショーでは、悠浦あやとくんを上げてるなぁ、というのをヒシヒシと感じましたね。数年前に初めて観た時から、「背の高いみりおちゃん」だと思っていたけれど、だんだんみりおちゃんというよりもタニ(というか星組の麻央くんのヅカメイク顔?)系になってきたような気がします(笑)
この時点では、まだ次期の正式発表がなかったのですが、確か1幕の和物ショーで、桜花さんから高世さんに扇子を渡す、みたいな引き継ぎを連想させるシーンがあって、「これはそういうことだよね、順当引き継ぎだって安心していいんだよね…?」とドキドキしたものでした。
ああ、それにしても、桜花・高世・桐生の贅沢な3トップも、これで見納めなのだなぁ…、と寂しくなりました。
■宙組新公「ベルばら」
終演後、仲良しのユヒ友さんとお会いして開口一番、同時に発したのは、「アンドレが棒だった…!!!」でした(爆)
ミレイくん、こんな大役は初めてとはいえ、こんなに芝居できなかったっけ(爆)、と愕然としちゃいました。今回の宙組版のアンドレって1幕とか特に、セリフなしでただ後ろにいる場面が多いので、ホントひたすら棒立ちなんですよ…(泣)
思い入れ多い「シャングリラチーム」の可愛い下級生とはいえ、ちょっと擁護のしようもなかったです(爆)
和希オスカルはね、ビジュアルに全く期待していなかった分(爆)、あれ、思ったより全然綺麗じゃん、って見直しました(爆爆)
芝居も歌もデキる子なので、安心して観られましたし。
ずんちゃんジェローデルは上手かったけど、お顔が丸すぎるのが残念でした。特に横顔がキビシかったなぁ。今はもうちょっとスッキリしてきた気がするので、このままキープしてほしいなぁと思います。
ルイマキセくんのアランは、若々しいエネルギーがあって良かったです。
いつも注目している春瀬くんは、メインの役は画家(本役さっつん)でしたが、それよりも、アルバイトの衛兵隊が誰よりも美しかったり、バスティーユにひときわ美貌の市民がいる、と思うと春瀬くんだったりで、とにかく舞台にいると目を引きます。
ああ、もったいないなぁ…。もうちょっと使ってくれてもいいのに。
この月は、星バウ「かもめ」もチケット取っていたのですが、仕事がどうしても抜けられず、泣く泣く断念しました…。
【6月】
■宙組「ベルばら」ムラ楽
ちーたられーれたちをどうしてもお見送りしたくて、ムラ楽に行ってきました。
楽にしてBパターン(オヅキアンドレ、まぁくんジェローデル、カイちゃんアラン)初見でした。
凰稀氏ファンやテルキタ萌えの方々には本当に申し訳ないのですが、…正直萎えました(爆爆爆)
オスカル編のアンドレって、やっぱり、正路線のスターが演じるべき役ですよね…? と思う私は保守的すぎるのでしょうか。
…ともやもやしながらも、れーれルルーのアドリブや、ちーベルナールのソロの時の割れんばかりの拍手に、ああ、やっぱりタカラヅカって温かいところだなぁ、と涙したのでした。
久しぶりに出のギャラリーもして、すっきりと美しい笑顔で去っていく卒業生たちをお見送りできました。
■雪組大劇場「一夢庵風流記 前田慶次」「My Dream TAKARAZUKA」
これももう、観劇時に詳しく書いたので。
結局5回しか観られませんでしたが、今も目に焼き付いている、私にとって大切な大切な作品になりました。
ああ、それにしても、トップさんのサヨナラ作品としては秀逸だったよなぁ…。
■花組中日「ベルばら」
フェルゼン編なので、どうしても直近の雪組版と比べてしまいました。ボートのシーン、えりあゆでも観たかったよな…とか(爆)
みりおちゃんは堂々とやっていましたが、やっぱりフェルゼン役者ではないですよね。
もっとみりおちゃんに合う役、作品でプレお披露目を観たかったなぁ。
らんちゃんアントワネットは、発声あれで良かったの?(爆) 大芝居らしくしようとするあまり、私にはちょっと違和感がありました。
…とはいっても、やっぱり月組下級生時代からずっとずっと観てきた子たち。
ゆうひさんが最も大切にしている作品で、かけがえのない存在、「公園の少年」(すみません、正式な役名じゃないけど)を演じてくれたみりおちゃんと、私の大好きな作品ベストスリーに入る「ハリラバ」で、「若き日のローズ」を…ゆうひさんステファーノが生涯をかけて愛した少女をみずみずしく演じてくれたらんちゃん。
あの秋の日、新公のただ一度きりの舞台の上で、悲しい初戀の物語を生きていた、匂宮と浮舟。
…その2人がトップコンビとして立つ姿を目の当たりにして、感慨を覚えずにはいられませんでした。
そして、そんな感慨を吹き飛ばしてくれた(爆)のがキキオスカル。
ちょっとびっくりするくらい下手でしたよね(爆爆爆…すみません、オブラートに包めなくて)
しかも巨大だった(爆)
私の中のランキングでは、ちょっとやそっとでは記録更新しそうにないオスカルです…。
■セレブレーション100!!(梅芸)
OG公演、ギリギリまで観るのを迷っていましたが、観るとやっぱり楽しくて、行って良かった! と幸せな気分で帰ってきました。
私が観たのはBパターンで、紫ともさんとえまおゆうさんがゲスト。
「ヴァレンチノ」コーナーがあって杜けあきさんと高嶺さんと紫さんのトークがあり、杜さんは、いつかゆうひさんとのトークでも話しておられた「白馬の王子でもない…」って悟ったエピソードとかを話していらっしゃいました。「アランチャ」の歌も聴けて(あれ、紫さんの「ラテンラヴァー」の歌もあったような気がするけど、もはや記憶が遠い彼方です(汗))幸せでした。
さらに、その日は「コパカバーナ」アフタートークもあって、ミキティとわたるさんとかしちゃんが当時の思い出をいろいろ語ってくれました。
誰が何を歌ってたとかホントに記憶が曖昧なのですが、私はやっぱりかなみんの歌声が好きだなぁ、と再確認しました。低い声を多用して、歌いまくってましたよね。
そして、園加は永遠にイケメンだ、と震えました。みじんも女っぽさのない(爆)、あのリアル男子感は不滅ですね。
しゅん様も相変わらず踊りまくってくれて嬉しかったです。
アンサンブルの中で一人だけ、ヅカ臭がしなくて今どきのモデルみたいな子がいる、と思ったら、蘭舞ゆうでした。ヅカで観ていた時よりも、ずっと目を引きました。
舞城のどかちゃん、羽咲まなちゃん、うららもえちゃん、ももち…。現役時代、いつも特別愛でてきた子たちがたくさん観られるのも、OG公演の楽しさだなぁ、とほくほくしちゃいました。
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