6月のラブソング

ご贔屓は大空祐飛さんと蒼羽りくちゃん。永遠にスペシャルなのは本山雅志選手。そんなももたが日々のよしなしごとを自己満足気味につづる日記です。

2017-08

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聞かせてよ愛の言葉を@「LOVE LETTERS」観劇感想

ゆうひさんご出演の朗読劇「ラヴ・レターズ」、日帰り弾丸遠征で観てきました。
行って良かった!
板の上、2時間で50年を生き抜いたゆうひさんに、心が震えました。
哀しくて、切なくて、苦しくて、痛い。でも、とても愛しい物語でした。

※以下、脚本ネタバレ全開の感想です。ご注意くださいませ。

「ラヴ・レターズ」という作品の存在はずっと前から知っていて、一度観てみたいなぁ、とは思っていたのですが、関西では観られる機会がなく、今回が全くの初見でした。

もともと、ゆうひさんの声が大好きな私。
「朗読劇」というスタイルは絶対ゆうひさんに合うだろうという確信があって、いつか「ラヴ・レターズ」にでも出てくれたらいいのに…なんて思ったこともあったのですが、まさかこんなに早く実現するとは! 嬉しい誤算でした。

お相手のTOSHI-LOWさんのことは全然知らなかったのですが、開演前にゲットしたリーフレットを読んでびっくり。
りょうちゃんのダンナ様だったのですね。
(どうでもいい個人情報ですが(笑))私、りょうちゃん世代どんぴしゃなんですよ~。ちょうど毎号ノンノを買って読んでた時代が彼女がノンノモデルだった時期で(あ…トシがバレるわ(笑))。普通の可愛らしい、とか美人のモデルさんと違って、ものすごくインパクトのある顔で、最初からすごく印象的でしたよね。もちろん、女優デビューとなった「ロンバケ」とか、ドラマも見てましたし。
それを知って、急にTOSHI-LOWさんに親近感がわきました(笑)

ちなみに、リーフレット情報によると、「…指名してくれた同い年の素敵なメリッサ…」とあるので、どうやらゆうひさんがTOSHI-LOWさんをパートナーとしてご指名されたようです。



脚本は、アンディとメリッサの小学2年生(でしたよね?)から50代後半まで(おそらく)に交わした手紙だけから成っています。

アンディはしっかりした両親から愛情を注がれて育った真面目な優等生。メリッサはお金持ちのお嬢様で大胆で自由奔放、でも家庭の愛情にはあまり恵まれていない。
そんな二人は幼なじみ。小2の時から折にふれて手紙をやりとりして、ずっと仲良しで、でも小さいケンカや意見の相違はしょっちゅうで、確かにお互いが大事な、ちょっと特別な存在なんだけど、でも想いは少しずつすれ違ってて。
大学生の時、いよいよ結ばれる、というチャンスに、アンディがフィジカル的に上手くいかなくて、失敗してしまい、二人の道は離れてしまう。ここまでが1幕。

黒い舞台上には、正面向きに置かれた椅子が2脚と、その間に、水を置いた小さなテーブルが一つだけ。
冒頭、ゆうひさんが上手から、TOSHI-LOWさんが下手から登場し、それぞれの椅子に座ります。

もう、この登場の瞬間、全客席のゆうひファンが心を掴まれましたよ!

  かーわーいーいーーーーーっ!!!

って(笑)

ゆうひさんは、コットンぽく見える白のシャツ風ジャケット(?)に、白のふわっとたっぷりしたロングスカート(ナチュラル系な感じ)。白とワイン色(かな?)のコンビのエナメル風のひも靴に、足首の上10センチくらいまであるくしゅくしゅってなったソックス。スカートの裾とソックスの間から、わずかにナマ足がのぞきます。

で、なんといっても可愛いのが、髪形!
顔の両サイドの毛を一筋ずつ残して、残りのサイドの髪を頭の両横でちっちゃいお団子にしてあるの。それが、いかにもちっちゃい子みたいで。

声も、最初は少女の声。おてんばで、生命力にあふれてて、生意気でキュートな少女だってことが、声でちゃんと分かるの。
10代後半から大学生になってくると、自分のオンナとしての魅力を知っている、そして、アンディが自分を好きなことをちゃーんと知っている娘の声になって。「ちょっとツンとした気の強い美人」のメリッサが目に浮かびます。

朗読劇だから、ずっと座ってホンを持って読んでいる、あるいは相手が読んでいるのを聞いている、だけなんだけど、すべての瞬間がちゃんとメリッサなんです。
例えば、座っている時の脚も、子どもの時は基本内股で膝から下がハの字に開くような、子どもの座り方で。
それが、だんだん足をそろえるようになって、斜めに流したり、組んだりして。
アンディの長い手紙を、ちょっと退屈そうに聞いている表情や姿勢も、水を飲む時の仕草も、ちゃんと「メリッサとして」の動き、たたずまいになっているのです。


2幕では、お団子にしていた髪を下ろして、無造作にとかしたような髪形で登場。

そして、ここから先、お話がどんどんつらくなっていきます。

大人になった2人。
アンディは海軍に入り、法律家になり、やがて政治の世界に入り、上院議員に。美しい妻と3人の息子にも恵まれます。
メリッサはフィレンツェへアートの勉強をしに行き、芸術家として活躍を始め、結婚し娘も生まれる。でも、結婚生活はやがて破綻し、娘の親権も奪われ、精神を病んでいく。
その間も、手紙のやりとりはずっと続いていて。
そしてついに、2人は再会し、今度こそ本当に結ばれてしまう。
でも、その関係はマスコミにバレてスキャンダルになり、大きな選挙を控えたアンディは保身に走る。メリッサに別れ話をし、しかも手紙はずっと続けたい、という(!!!)
決定的に精神を病んでしまったメリッサは、会いに行きたい、というアンディの申し出をきっぱりと断り。

…そして、アンディが最後に読み始めるのは、「メリッサが亡くなった後、メリッサの母に宛てたお悔やみの手紙」なのです。

私、ストーリーの予備知識が全然なかったので、もうちょっと甘いお話なのかと思っていたら、あまりにも哀しい、痛い物語で、正直、ショックでした。

メリッサの最後の手紙は、自殺をほのめかす内容で。
でも、結局、メリッサの死が自殺だったのか、病死だったのか、事故だったのか、それは脚本では明らかにはされていません。

つか、もうもう、アンディ最低!!! っていうか、最初から最後までアンディが鈍感で女心なんか全然分かってなくて、これじゃメリッサに救いがなさすぎるじゃん!!! って思ったんですよね。

でも。

アンディの最後の手紙…メリッサの母に、メリッサとの思い出を、メリッサがどれだけかけがえのない存在だったかを語るアンディの手紙の文面から、「愛してた、愛してた…!」という悲痛な心の叫びが聞こえて。
そして、その手紙にもう死んでいるメリッサが合いの手を入れる…もちろん、その声はアンディには届かないのだけど、でも、最後の「ありがとう、アンディ」というセリフは、「ありがとう」と発声しているけれど、それは「I LOVE YOU」と言っている以外のなにものでもなくて。

その、うつくしく、切なく、優しい愛の言葉に、胸が締めつけられました。

もう、この最後の方、ゆうひさんがずっとボロボロ泣いてて。
アンディの存在をずっと心に抱いて、50年を生きたメリッサが、そこにいました。


…カテコではまず、お辞儀の後、TOSHI-LOWさんが手を出してエスコートし、一緒に下手にハケました。
次に登場した時は、ゆうひさんがTOSHI-LOWさんの腕に腕を絡めて、寄り添って登場。
お辞儀して、握手して、そして、なぜかゆうひさんが手を出してエスコートして(笑)再び退場。
その次は、肩を組んで登場。少しだけコメントがあり、最後はちゃんとTOSHI-LOWさんがエスコートして去っていきました。
コメントでは、ゆうひさんが泣いたことについて、「読んでるうちに入り込んじゃって、自分にびっくりしてます」とかおっしゃってました。
TOSHI-LOWさんは「初めて歌った時より緊張した!」って(笑)
でも、二人とも、「大変だったけど、1回読むと、またやってみたくなった」っておっしゃってました。

TOSHI-LOWさんは、訥々とした素朴な語り口で、はっきり言っちゃうと素人っぽい…のですが、それが、真面目で鈍感な、だからこそ残酷なアンディというキャラクターを形作っていたように思います。


ああ、そして、これは確かに、1回観ると、他の組み合わせもどんどん観たくなるお芝居ですね。
きっと、人によって全然違う印象になると思う。


そして私は、2幕の最後の方のメリッサの朗読を聞きながら、ああ、ゆうひさんはいつかブランチ(もちろん「欲望という名の電車」です)もできるんじゃないかな、なんて思ったりしたのでした。


まとまらない感想でごめんなさい。取り急ぎ、観劇直後の印象として、書き留めておきます。

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プロフィール

ももた

Author:ももた
2005年5月からしばらくの間、演劇に関する文章を書くお仕事に携わっておりました。
(現在は別のジャンルの文章を書いております)
2006年5月、仕事で観劇した月組公演「暁のローマ」でカシウスに堕ち、坂道を転がるように現在に至ります。
タカラヅカとの出会いから立派なヅカヲタに至るまでの詳細は、ブログ内の「ゆうひさん堕ちの軌跡」全3回に書いておりますので、ご参照ください。
現在は、俳優としてのゆうひさんをまったりマイペースで愛でつつ、宝塚を中心に興味のある舞台を観ています。

2016年8月、9年前の初舞台から密かに(?)愛でてきたりくちゃんに、本格的に囚われていることをやっと自分で認めました。
これからはおおっぴらにファン道を歩きたいと思います(笑)

モトサポ歴は16年余。
何があろうと「モトヤママサシ至上主義」です。
同時に79年組を偏愛してます。
黄金世代は永遠です。
モトが18年在籍したクラブへの愛着はありますが、2016年は鹿観戦は少しお休みし、初心者ギラヴァンツ北九州サポとして一から勉強する所存です。

ヅカネタもサカネタも、基本的にミーハーかつフジョシ目線で語っております。
NGな方はスルーをお願いします。

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