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6月のラブソング

ご贔屓は大空祐飛さんと蒼羽りくさん。永遠にスペシャルなのは本山雅志選手。そんなももたが日々のよしなしごとを自己満足気味につづる日記です。

2024-03

タカラヅカ新時代@衝撃の諸発表について

先週から今週にかけて、歌劇団は次々に衝撃(の、だけでなく順当なものもあったけれど)の発表を繰り出しました。
その都度いろいろ言いたいことはあったのですが、仕事がテンパッてて全然ブログ更新する時間がなくてすみません。

新時代のタカラヅカに向けての諸発表。
遅ればせながら、まとめて反応したいと思います。

■月組エリザベート、シシィ役に宙組の凪七瑠海が特出決定

最初のこの発表が一番、衝撃度大でしたよね。
あいちゃんやしずくちゃんではないだろうな、順当にいってキリシシィなのかな、それとも他組の2、3番手クラスの男役が組替えで来るのかな(といっても具体的に誰、っていわれると・・・だったのですが。キムシシィとか?(爆))・・・とか思っていたのですが。

まさに想定の斜め上っつーか、上過ぎてどこか分かんない宇宙の果てから突如降ってきた、というか(爆)

まさか他組の、しかも新公学年内の男役が来るとは。

カチャ自身がうんぬん、以上に、タカラヅカは「なんでもあり」になったんだ、ということが、巷(つっても主にネットだけど(汗))のものすごい拒否反応の最大の理由ではないでしょうか。

・・・私、実は、カチャのこと、宙組若手男役の中では一番好きなんです。
ちょっとだけ(ヅカメイクすると)リカさんに面ざしが似た、可愛らしい小さいお顔。
ほっそりすっきりと美しい少年体型。
あまりにもひょろひょろで線が細くて、正直、男役としてはこの先厳しいなーと思わないではないのですが、でも、芝居を見てるとちゃんと男役です。
「殉情」Aチームのマモル役、フツウのイマ風の男子の格好がすごく似合って、カノジョに対する一つひとつの仕草や立ち姿そのものがちゃんと男の子で、ちょっとキュンとしちゃった。
Bチーム版でマモルを演じた下級生(すみません、誰だったか忘れちゃった)とは全然違いました。
「パラプリ」新公のアンソニー役も、スーツがブカブカだったけど(苦笑)、精一杯濃く演ろうという気概がギラギラと伝わってきて、私は蘭寿先輩よりも好きでした。
でも確かに「パッション」のウメちゃん代役、アラビアの場面のセンター娘役は、妖艶で綺麗でしたよね。

彼、いや彼女(私、現役ジェンヌさんについては男役の呼称はすべて「彼」にしてるんだけど、この場合どうしたらいいのでしょうか・・・)が、この先の自分のジェンヌ人生をどう考えているのか分かりませんが。
だって、もう既に男役として出来上がっていて次期トップだったアサちゃんがあの時点でシシィをやったのと、今回はさすがに意味が違いますよね。
シシィほどの大役をやった後、無事に男役に戻れるのか。それとも娘役に転向するのか。

少なくともビジュアル的には、小顔で首がほっそりと長くて、おハナさまタイプの美しいシシィになると思いますが。
でも、いくら同期のみりおしずくたちがいるとはいえ、いろいろ風当たりは強いだろうし、成功しても失敗してもフルボッコされること必至なので、大変だろうなぁ・・・。

2月9日には製作発表があります。
東京なので行くのを迷っていたのですが、懇親会に「霧矢大夢以下主要キャスト数名も出席予定」という一文を見て、急に行きたい気持ちが強くなってきた私(笑)
とりあえずキリヤンフランツはほぼ決定、ですよね。
あとの配役がどうなのか・・・。
他の仕事がテンパッてなければ行きたいなぁ、と思っております。
トートとシシィは扮装で歌ありなので、それを見れば一応の雰囲気はつかめそうですね。
もし行けたら、またこっそりご報告したいと思います。

■宙組主演男役・大和悠河が退団発表

タニちゃんといえば「ザ・タカラヅカ」。
ある意味タカラヅカを体現する男役、生まれながらのスターさんでした。
いつでも、いつまでもずーっとタカラヅカにいる人、のような気がしつつも、案外執着なく若くしてすぱっとやめそうな気もしていました。
いつも変わらずキラキラで美しい人ではあったけれど、トップになってからの頬のげっそり具合はなかなかひどかったので、やはりトップ職というのは相当ハードなんだろうなーと思います。

タニちゃんの舞台、振り返るとそんなにたくさんは見ていないのですが、見た中で一番いいなと思ったのは「黎明」のマッカーサーかなぁ・・・。主演作品じゃなくて申し訳ないのですが(汗)
軍服姿が麗しく、ああいうちょっと引きの芝居もできるんだなぁ、と新しい発見でした。
「パラプリ」はお話はアレだったけど(汗)、王道のタニちゃんで、ウメちゃんと二人キラキラ可愛いかった。

思えば、トップになってから、ホント作品に恵まれてないですよね(爆)
「バレンシア」が特にひどかった。
全くタニちゃんの持ち味に合ってなくて、その上で芝居もビジュアルもベクトルが間違った方向を向いてたので、目も当てられない作品になっていた・・・(爆)
これは、まあタニちゃん自身のせいもあるかもしれないけど、やっぱ演出の中村Aの責任ですよね。
「黎明」「パッション」の時は、作品がどうっていうよりも、トドさま降臨で、タニちゃんのあまりにもあまりな扱いに正直憤りを覚えたものでした。
せめてショーの開演アナウンスくらいさせてやれよ、と・・・。
月組「ビジュブリ」の時はあんなに上手くトドさまを処理していた酒井センセなのにどうして、と思いましたよ・・・。
そして「パラプリ」でしょ。
うーむ・・・。

ビデオで見た作品を含めると、ダントツで好きなのが「長い春」のブリスです。
ブリス×フローレンス萌え! ですよ!!!(笑)
ネットで偶然見つけた公演妄○小説サイトに2人の後日譚(「もちろん誘惑よ!」の後の話)があって、それが大好きだったなぁ(笑)
ゆうひさんに恋してくれて、ありがとう、タニちゃん(←役名で書きなさい)
今でも、二人のラブストーリーをスピンオフで見たいくらい好きです。

退団公演はハリー芝居に岡田ショー。
奇しくもわたるさん退団公演と同じです。
ここ2年、ハリーには文句ばっかり言ってる私ですが(笑)、「愛短」はトップスターの退団作品としてほぼ完璧な内容で、座付き作家としてプロフェッショナルな仕事だったと高く評価しているので、今回も頑張ってほしいです。

そして、タニちゃん。
いつもネタキャラ扱いしてごめんね。
でも、あなたのキラキラは他の何にも替え難い、「タカラヅカ」自体の輝き。
「タカラヅカ」を愛することは、タニちゃんのキラキラを愛することと同義で、そう考えると、私はいつだってずっとタニちゃんを愛してきたんだなぁ、と思います。
ご卒業のその日まで、金の粉を振りまきながら、悔いなく過ごされることを祈っています。

■星組次期トップコンビに柚希礼音、夢咲ねね決定

外野ではいろいろありましたが、結局、順当な組内昇格となりました。
大型カップルの誕生ですね。おめでとうございます。

チエちゃんは、珍しく劇団の売り出し戦略が成功した例ではないでしょうか(まあ、実際にチケットどれだけさばけるか、とかは置いといて)
トウコさんがトップに就任してから、「シークレットハンター」のセルジオ、「エル・アルコン」のキャプテン・レッド、そして「スカピン」のショーブラン、(「ブエノスアイレス」のニコラス)と、いい役、おいしい役を次々に当てて。
そして、チエちゃん自身、一作ごとに、若竹のようにすくすくと真っ直ぐ伸びて。
その右肩上がりの成長っぷりは見ていて気持ちいいし、勢いを感じます。
ショーブラン、ニコラスとやって、ただ若さだけでなく、すこーし男の色気も身につけ始めた気もするし。
願わくは、トップになってつまんない役ばっかり当たって失速しませんように(爆)

ねねちゃん。
元月娘として愛着を持って見守っているので、昇格は本当に嬉しいです。
ただ、結構見てきただけに、いろいろ苦言をいいたいこともあって・・・。
見た目の華やかさ、美しさは文句ないのですが。
・・・お芝居、もっと頑張れ。死ぬ気で頑張れ。
星組へ行ってからの数作。「赤と黒」のマチルドも、「スカピン」のマリーも、「ブエノスアイレス」のイサベラも、正直、演技は全然だめだったと思う(爆)
今まで見た中で一番ましだったのは「大坂侍」のおせいちゃんだけど、あれは当て書きがはまってて、しかも若さと勢いがモノをいうような役だったしなぁ。キリヤンもビシビシしごいてくれたんだろうし。
今までは経験が浅いから、と許されていたかもしれないことも、トップ娘となればそうはいかないでしょう。
前任があすかちゃんだけに、どうしても比較されてしまうであろうことも厳しいでしょうしね。

いくら成長著しいとはいえ、まだまだチエちゃんには、相手役を引き上げるほどの余裕はないのでは、と思うので、大変でしょうが、2人でぜひぜひ大輪の花を咲かせてほしいものです。

■組替え 凰稀かなめ(雪→星)、早霧せいな(宙→雪)、天咲千華(宙→花)

大異動、という噂の割にはそれほどでもありませんでしたが、3人とも、いわゆる「路線」スターですし、いろいろ意味のある異動といえるのかもしれません。

かなめくんは、ずっとあまりそそられなかったけど、最近になってようやく男役の濃さというか色気がほんのすこーしだけ見えてきた気がするので、星へ行って、おそらくは実質2番手という立場になって、どう成長するのか、期待しつつ見守りたいと思います。
テルキタ同期コンビ解散は残念ですね。
劇団的には今後はテルアカシで萌えろ、ということなんでしょうか(爆)

ちぎちゃんは、確かに雪カラーが合うような気もしますよね。
本当に美しくて、お芝居も上手な人なので、どこへいっても大丈夫だとは思います。
実はもう何年も前、劇団の関係者から「この子は将来トップになる子なので・・・」というような話を聞いたことがあって、密かに注目していました。
(ただ、その人は今はもう劇団にいないうえ、特に去年くらいから劇団の中がかなり劇的に変わってきている印象を受けるので、今の劇団の方針がどうなのかはわかりませんが)
背が低くて顔がデカイ(爆)のが非常に惜しいですが、キラキラオーラを持った人なので、大切に育ててほしいと思います。
ただ・・・ちぎちゃん異動で、同期のコマちゃんはどうなるのかなぁ。
コマちゃんの無駄に濃い芝居と、あの低くて深い声、結構好きなのですが。
同期コンビで押していくのかなぁ。
万が一、新公オスカルとトートまでやったスターが路線落ち・・・なんてことがあったら、雪組プロデューサーと劇団の人材育成の戦略のまずさっつーか無策さを徹底的に糾弾するべきだと思います。

天咲ちゃんは、それほどよくは知らないのですが、「パラプリ」のアニメチームのウェンディが死ぬほど可愛かったです。
ちぎちゃんピーターとラブラブだったんですが、ありえないほどキラキラで可愛いカップルで、オペラでガン見してしまいました(笑)
確かに可愛いけど、可愛いコぞろいの花組に、これ以上可愛いコを増やして、劇団はどうしようというのか・・・。
ひめかちゃんと同期ですよね。すみかちゃんも1期上だし。
・・・第2弾があるのかな、とか、いろいろ考えちゃいますよねー。

とにかく、劇団は小出しにしないで、決まってることはさっさと発表してくれよ!

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プロフィール

ももた

Author:ももた
2005年5月からしばらくの間、演劇に関する文章を書くお仕事に携わっておりました。
(現在は別のジャンルの文章を書いております)
2006年5月、仕事で観劇した月組公演「暁のローマ」でカシウスに堕ち、坂道を転がるように現在に至ります。
タカラヅカとの出会いから立派なヅカヲタに至るまでの詳細は、ブログ内の「ゆうひさん堕ちの軌跡」全3回に書いておりますので、ご参照ください。
現在は、俳優としてのゆうひさんをまったりマイペースで愛でつつ、宝塚を中心に興味のある舞台を観ています。
2016年8月、9年前の初舞台から密かに(?)愛でてきたりくさんに、本格的に囚われていることをやっと自分で認めました。
これからはおおっぴらにファン道を歩きたいと思います(笑)

モトサポ歴は19年余。
何があろうと「モトヤママサシ至上主義」です。
同時に79年組を偏愛してます。
黄金世代は永遠です。
モトが18年在籍したクラブへの愛着はありますが、2016年以降は鹿観戦はお休み中(たまに代表戦でサコ、ガク、ゲンが揃うと「代表のセンターラインは私らが育てた」(笑)と自己満足)。
ギラヴァンツ北九州の試合はなかなか行けていませんが、2019年度中に一度はミクスタに行きたいなと目標を立てています。

ヅカネタもサカネタも、基本的にミーハーかつフジョシ目線で語っております。
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